低コストだから実現できたICT化と事業拡大
- 電子カルテ
- 業務効率化
- 事業拡大
アミケア訪問看護ステーション
- 使用開始2022年
- 使用人数13名(2025年11月時点)
アミケア株式会社(左から)代表籾井様・管理者岡畑様
アミケア株式会社様は、カイポケ開業支援サポートをご利用いただき居宅介護支援事業所を開業。その後、開設された訪問看護でもカイポケをご利用いただいています。複数のサービスを展開し事業拡大を進める中で、カイポケに決めた理由や活用状況などについてご紹介します。
複数の事業拡大を見据えて1人ケアマネからスタート
ご開業の経緯についてお聞かせください。
代表(籾井様):2020年8月に1人ケアマネとして居宅介護支援事業所を開業しました。開業当初より、将来的には訪問看護や訪問介護の事業拡大も検討していました。また、前の職場では、紙文化で業務効率があまりよくないと感じていたため、開業するならICT化を前提で運営したいと考えていました。
ケアマネジャーとして、日々のお仕事で大切にされていることについてお聞かせください。
代表(籾井様):利用者さんのご自宅での生活や生き方を尊重し、専門家としての意見を押し付けない支援を大切にしています。よく教科書だと、専門家としての意見をちゃんと伝えましょう、と言われることが多いのですが、個人的には利用者さんのライフスタイルやご希望を尊重したいと考えています。もちろんケアマネジャーとしてアドバイスはしますが、生活に正解や不正解はないと思うので、押し付けないように気を付けています。
将来、事業拡大するサービスに対応しているかどうかはソフトを選ぶ上での絶対条件でした
カイポケを選んだ経緯について教えてください。
代表(籾井様):開業時には、カイポケだけではなく複数のソフト会社を検討しました。いくつかインターネットで検索して、相見積もりを出しました。
将来、事業拡大するサービスに対応していることはソフトを選ぶ上での絶対条件でした。カイポケは居宅介護支援、訪問看護、訪問介護といった複数の分野に対応していたのでこの条件を満たしていました。
ICT化を進める中で、カイポケはインターネットFAXやGoogleドライブといったオンラインサービスとの相性が良いと思います。PDF化した提供票の送付やデータの管理が簡単です。また、当時はコロナ禍だったため、情報をどこでもいつでも共有でき、職員がリモートワークが可能だった点も大きな決め手となりました。
カイポケを導入後、率直に「一番良かった」と感じられた点は何ですか?
毎月のコストが他社ソフトと比較して圧倒的に安いことですね。
前職で使っていたソフトは、使用するライセンスごとに費用が掛かる料金形態でした。ライセンス料が高く、使用できるパソコンが限られていて業務効率が落ちていたという弊害がありました。
一方、カイポケは安く※、職員が増えてもライセンスの追加料金がかからないため、ライセンスを気軽に増やせるのはありがたいです。その分、安価なパソコンを職員全員分に用意することもできています。
規模が大きくなってもコストが安いことはメリットですね。
費用という点ももちろんですが、カイポケはクラウド型なのでUSBキーの順番待ちなどがなく、そうした業務コストを下げることができていると感じています。
※居宅介護支援:月額5,000円(税抜)、訪問看護:月額25,000円(税抜)
検索したときに欲しい情報が一気に確認できる
カイポケの機能の中で特に「よく使っている」という機能があれば教えてください。
管理者(岡畑様):検索したときに欲しい情報が一気に確認できるところがいいです。バイクでの移動が多いのですが、緊急訪問のときに、利用者さんの住所からipadのマップをすぐに開くことができ、場所を把握できるのも便利です。利用者さんの担当のケアマネさんなどの情報もパッと確認できます。
iPadのカイポケ訪問看護アプリでのバイタルや排便の記録、処置チェックなどシンプルでやりやすいです。新しい職員が入ってきたときには、操作が簡単なので指導はシンプルですね。記録までの操作は一度説明すればすぐにできるようになります。
代表(籾井様):居宅介護支援事業所側と訪問看護側で利用者情報を共有することができるのでありがたいポイントかなと思ってます。
周りの事業所でカイポケを使っているところも多いので提供票をデータで連携できることも便利ですね。
スケールメリットを活かして安定した経営を目指したい
今後、事業所としてどのように発展していきたいとお考えですか?
事業拡大していくことでスケールメリットがどんどん出てくると考えているので、無理のない範囲で拡大して安定した経営を目指していきたいと考えています。
例えば、病院からケアマネジャーと訪問看護の両方を依頼されるケースがあるのですが、両方の事業を持っていることで対応できることが強みかなと。
直近では、来年1月ごろの申請に向けて訪問介護事業所の開設を目標として動いています。居宅介護支援事業所も訪問看護事業所もワンフロアで同じ場所で働いているのですが、コミュニケーションが取りやすく、ちょっとした売りだと考えています。そのため、訪問介護も同じフロアでできればと考えています。
今後、訪問介護が加わることで「ケアマネとヘルパーさんをつけてほしい」など様々なニーズに応えられる可能性がさらに広がるのではないかと考えています。